社内でコーヒー会を主催している件

現在の課題

会社の珈琲が不味すぎる。

現状分析

  • 浄水器の水で珈琲を入れておりまずい
  • 豆もオフィス用のものでそれほど良いものではない

要件

  • 浄水器の性能が悪すぎるので安くても良いから天然水を調達する。
  • 珈琲豆は好き好みがあるのでメンバーが好きに購入できるようにする。
  • 上記制約があるので、経費精算/会費徴収の仕組みを用意し、会社が管理しているコーヒーメーカーとは異なるコーヒーメーカーで淹れる。
  • 運用が大変で誰も飲まなくなったら元も子もないため、迷ったら運用が楽な方式を選択する。

コーヒーメーカーの調達

1回で10杯淹れられる魔法瓶タイプのコーヒーメーカーを購入。
魔法瓶タイプの場合、保温のために電力を使用する必要がないため保温の消し忘れを気にしなくてよい。
無くなったら10杯淹れるルール。夕方には少なめに淹れてもらう。

経費精算/会費徴収のルール

  • 珈琲のために購入した物があればレシートと共に専用スレに報告する。
  • 月1000円を月末に徴収する。
  • 月末に集計し使った金額は会費からキャッシュバックする。
  • 余ったお金はプールしておき設備投資など会の充実という形で還元する。

物品購入

  • 水はアマゾンプライムで箱で購入。
    • 最初は近くのスーパーで購入していたけど、持ってくるのが大変だったので、自然にそうなった。
    • 翌日には来るので超便利。プライムナウも商品あるようなので、そのうちそれで頼むようになるかも。
    • 通常共有する商品はスレ上で共有していて、プライムであれば誰でも購入できるので気づいた人が購入してくれる。
  • 珈琲豆は各々好きに購入してよいものとする。
    • アマゾンで買ったり、デパートで買ったりしている模様。おまかせ。

プール金の活用

コーヒーメーカーはプール金が貯まる前に必要だったので、自分が出しておいて、プール金が増えてきた時点で回収。
近くの珈琲専門店で豆を購入。ミルも購入し、でその場で挽いて淹れている。
最近はそれでもお金が余るので、ナッツ類の定期購入を検討中。

成果

この枠組を導入してから、最高品質ではないものの、珈琲がなくなっていたら淹れる、お金を月末に徴収・キャッシュバックするというオペレーションをこなすだけで、美味しい珈琲がオフィスで飲める、という環境になった。なんとなく水を調達する人、なんとなく豆を調達する人が出来つつあり、ちょっとずつの負担で美味しい珈琲が飲めている。最初は4人で始めたこの会は現在メンバーが16人に規模が拡大しており、事業が順調に推移している。なお、この会に興味をもたれた方には1杯無料試飲できるサービスも提供している。

会社の珈琲が不味すぎる、という課題は、この会に入っているメンバーについては今のところ解決されている。